【夜市夜報】「月と狼(オオカミ)」モチーフのアクセサリーは、なぜ人を魅了するのか?
『夜市 夜報(よいちやほう)』ではアクセサリー通販サイト『宙フェス夜市』編集部が気になる話題や作品について紹介します。
今回は、宙フェス夜市でひそかに人気の「月と狼(オオカミ)」あるいは「月に吠える狼(オオカミ)」モチーフのアクセサリーが、なぜ私たちを魅了するのかについて掘り下げてみました。
人気の「月と狼(オオカミ)」モチーフアクセサリーも沢山紹介していますので、チェックしてみてくださいね。
(20240524更新)
月と狼モチーフについて
『宙フェス夜市』は星・宇宙モチーフのアクセサリー、雑貨・文房具ばかりを厳選して集めていますが、その中に「月と狼(オオカミ)」あるいは「月に吠える狼(オオカミ)」というモチーフがあり、宙フェス夜市の中で密かな人気アイテムとなっています🐺
そこで今回は「月と狼(オオカミ)」モチーフについての歴史や意味について少し掘り下げてみようと思います。
狼(オオカミ)と神話の関係について
オオカミはヨーロッパを中心に世界中の神話のモチーフになっていて、オオカミと神話について研究した専門書も出版されてるほど。祭りの装飾品としても狼モチーフのアクセサリーは古くから親しまれてきたことが想像できます。
EsnesNommoc(Tears&Balloon)さんは狼モチーフを数多く手掛けるクリエイター。中でもゴッホの名画「星月夜」狼の2way天然石ハーキマークオーツのピアス/イヤリングは大人気商品!
ヴァイオレットブラックのオオカミネックレスはゴッホ「ローヌ川の星月夜」をモチーフにしたアクセサリーBOXセット
古代エジプトの装飾品によく描かれている冥界の神アヌビスは(黒いキツネのようにも見えますが)、アフリカンゴールデンウルフの頭をした人狼です。またオオカミの本場(?)北欧の神話には、最高神オーディンを飲み込むオオカミ・フェンリルをはじめ、様々なオオカミが登場し、その影響はファンタジー小説の世界にも深く浸透しています。
人狼の歴史
昨今の「人狼ゲーム」ブームもあって、人狼には人のふりをして社会に紛れ込んでいるスパイのようなイメージがありますが、以前はゴシックホラーのモンスターとしての「狼男」のイメージが浸透していました。
満月の夜に狼男に変身するという設定や、銀の弾丸で倒すことができるというアイデアは1935年のモノクロ映画『倫敦の狼男』やその後に作られた『狼男』で広がりました。
ユニークなアクセサリーを数多く展開するUkatz Designさんの月に吠えるオオカミのピンブローチ「Barking wolf ピンブローチ」は男性への贈り物にもオススメ
ただし、それらのアイデアの元ネタとなると長い歴史があり、最古の歴史書と言われているヘロドトスの『歴史』にも人狼の紹介があるということなので、人の歴史と寄り添うように人狼の歴史があると言っても過言ではありません。
月と狼(オオカミ)がくれる魔法
狼モチーフも、月&星モチーフも、単体それぞれに魅力がありますが、狼が月&星に絡んだ時に、その魅力が相乗効果となり何倍にも膨らむようで、その代表が「月と狼(オオカミ)」あるいは「月に吠える狼(オオカミ)」モチーフです。
オオカミ神話や、月で変身する人狼、集団で行動するオオカミの生態への共感や、またその逆としてのはぐれもの「一匹狼」的な生き方など…多彩なイメージが複合的に絡まりあって「月と狼」は、自然の厳しさや孤独、それに打ち勝つ勇気と孤高の存在を感じさせてくれます。
だから狼モチーフは、身に着けるだけで自然と勇気が湧いてきたり、自分の中の強さを引き出してくれる、そんな魔法アイテムのように感じるのかもしれません。
LalaCloveR.さんの星空に吠える【ブックカバー】冬の星空オオカミ
「冬の星空オオカミ/ギャザースカート」。なぜかオオカミは月に向かって吠えるイメージがしっくりきます
美しい水彩で描かれた星ノ樹さんのクリアファイル/オオカミ座
オオカミは空の星座にもなっているんですね!
狼モチーフアイテムの一覧はコチラ↓
「月と狼(オオカミ)」モチーフ、身近に感じていただけましたか。
是非、チェックしてみて下さいね。
(宙フェス夜市編集部)
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